印鑑=ハンコは間違い! 印を見比べる鑑(かがみ)だから「印鑑」
「印鑑を落とした」「印鑑を買いに来た」・・・・・日常生活でこうした使い方を
耳にしますが、実は日本語としての意味は違うそうです。
「印鑑」とは実印や銀行印などを登録した印章の印影のことを指していて、
印鑑その物のことではなく、印鑑証明や印鑑登録、印鑑条例などから生まれた通称です。
語源は印章の真偽を照合するための印影台帳で、これを鑑(かがみ)と呼んでいたそうです。
印を見比べる鑑であることから「印鑑」と呼ばれ、
また真正であると認められたものも「印鑑」とされるようになったようです。
今でも市町村が発行する印鑑証明や銀行では、印鑑登録した印影台帳で照合して証明するため
その呼び名が定着したようです。
(※多くの方がハンコの事を印鑑と呼んでいるようなので、このホームページに記載する分に関しては
「ハンコ」を「印鑑」と記載させていただきます。)